この記事は3級ウェブデザイン技能士を目指す人向けとなっております。
この記事を見ることで、どのくらいの期間でどんな勉強をしたらいいのかが分かります。
ちなみに私はこの方法で二ヶ月ほどでウェブデザイン技能検定に一発合格しました。
ウェブデザイン技能検定とは?
ウェブデザイン技能検定とは、特定非営利活動法人「インターネットスキル認定協会」によって実施される国家資格です。
3級・2級・1級とあり、今回の記事では比較的短期間で取れる3級に合格する方法を解説します。
3級の試験では筆記試験(60分)と実技試験(45分)の二つがあり両方ともに合格することが合格の条件となります。
3級のウェブデザイン技能検定に合格することで、履歴書などで3級ウェブデザイン技能士と名乗ることができます。
基本的なインターネットの知識と簡単なホームページの作成ができることの証明にもなる資格なので就活などでも使えると思います。
必要となる知識
筆記試験では基本的なインターネットの知識+HTML・CSSなどのマークアップ言語、JavaScriptなどのプログラミング言語などの基礎を押さえておけば楽々受かります。
実技試験の方は、パソコンで実際にホームページのコーディング作業(簡単にいうとホームページの間違いを直す)をするので、HTML・CSSの知識は必須となります。
試験の難易度
同系統のITパスポートなどの他の国家資格と比べると難易度は低いかと思います。
試験範囲もそこまで広くないのでインターネットやプログラミング初心者の方でも比較的取りやすい資格です。
勉強方法
筆記試験
筆記試験に関しては過去問を解くだけでokです。
過去問4年分くらいを繰り返し解き直し間違えたところの解説を見るような勉強方が良いです。
参考書を読むという人も中にはいますが、毎年出る問題は過去にでた問題がほとんどなので、過去問をやる方が手っ取り早いです。
実技試験
実技試験も毎年同じ問題が出る傾向にあるので、前回の試験の過去問を一つ完璧に解けるようにしておけば大丈夫です。
試験を受けるまでに要する勉強時間
私は1日に二時間の勉強を二ヶ月続けて合格できました。
早い人だと2週間くらいで詰めて勉強をしたら合格できるかと思います。
過去問の公表
インターネットスキル協会の公式サイトから筆記試験と実技試験の過去問をダウンロードできるので是非ご覧ください。
例題
例えばどういう問題が出るのか気になる方へ、いくつか例題を書いておきます。
例題1:ウェブサイトで上で使用する静止画の解像度は必ず72dpi以下にしなければならない。○か✖️か。
答え✖️
例題2:テキストではないウェブコンテンツに対して、その代わりとして使用できるように関連付けられているテキストのことを何というか。次のうちから選べ。
1 ラベル
2 プレースホルダ
3 代替テキスト
4 コンテキスト
答え3
例題3:HTMLの応答403の説明句として適切なものを、以下より一つ選択しなさい。
1 Not Found
2 Server Internal Error
3 Forbidden
4 Moved
答え3
一見難しそうに見えるかも知れませんが、同じような問題しか出ないので慣れてしまえば簡単になるはずです。
出題形式としては選択問題で、二択の問題が10問と四択の問題が15問でます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
合格までの道のりがざっくりと見えたでしょうか?
ウェブデザイナー目指す人やIT企業に就職しようとしている人にはおすすめの資格となっています。
比較的短期間でとることができるので是非興味を持たれた方は挑戦してみて下さい。